はじめに
私はブログを運営していますが身元を明かす予定はありません。
家族もいますし、今の時代は何がきっかけでトラブルにつながるか分からないため、慎重に発信する姿勢を大切にしたいと思っています。
特に気をつけているのが「写真の扱い」です。

自宅の写真や日用品の写真を載せるとき、意外なところから場所が特定されてしまうこともあると知りかなり不安になりました。
というのも、私は機械にあまり強くありません。
だからこそ「最低限これだけは…!」というチェックポイントを自分なりに調べてまとめておこうと思ったのが今回のきっかけです。
内容はとても初歩的ですが、同じように匿名で発信を続けたい方の参考になればうれしいです。
※この記事は、個人の体験と調べた範囲でまとめた内容です。
正確な操作方法やお使いの端末によっては表示が異なる場合もありますので、必要に応じてApple公式サイトや信頼できる情報源もご確認ください。
この記事はこんな方におすすめ
- ブログを匿名で運営している
- 写真を安心して使いたいけど少し不安がある
- 位置情報やプライバシー対策をなるべく簡単に知りたい
なぜ写真で身元がバレる可能性があるのか?
写真で気をつけたいのは、「写っている内容」だけではありません。
写真データの中にはExif(イグジフ)という情報が記録されていて、撮影場所(位置情報)や日時などが含まれているそうです。
また、人物の顔など映していなくても…
- 家のまわりの風景
- 窓の外の景色
- 表札や郵便物
- 車のナンバーや店舗名
こういった無意識のうちに写り込みそうなものも注意が必要です。

写真を載せる時は拡大して隅々まで確認するようにしています。
iPhoneで撮った写真に位置情報があるか調べる方法
私はiPhoneユーザーなのでiPhoneで撮った写真に位置情報があるか調べる方法をご紹介します。
スマホでの確認方法(iOS 15以降)
流れは以下の通りです。
- 純正の写真アプリを開く
- 調べたい写真を表示
- 「i」マークをタップ
- 地図や住所が表示されていたら
→ 位置情報が含まれています - 何も表示されなければ
→ 位置情報なし


写真に位置情報をつけないための方法
方法①|撮影前に位置情報をオフにする
流れは以下の通りです。
- 設定 > プライバシーとセキュリティ > 位置情報サービス
- 「カメラ」を選択
- 「しない」を選べば、この設定以後の写真には位置情報がつかなる



※カメラの位置情報をオフにする際、iPhoneでは以下のような選択肢が表示されました。
- 「なし」(=位置情報を一切付けない)
- 「次回または共有時に確認」(=写真を撮るたびに確認)
- 「このアプリの使用中」(=カメラを使っている間は位置情報を記録)
私は迷わず「なし」に設定しましたが、
「たまには記録したい」という方は「確認してから決める」など、自分に合った設定を選んでおくと安心です。

旅先などで記録用として必要な場合もありますよね。
方法②|すでに撮った写真の位置情報を削除するには?
すでに撮ってしまった写真の位置情報をあとから削除する方法もあるそうですが、私自身がまだ試していないため、具体的な手順のご紹介は控えさせていただきます。
「この写真だけ位置情報を消したい」という方は、「iPhone 写真 位置情報 削除」などで検索してみると丁寧に解説されているサイトが見つかります。
ぜひ、ご自身に合った方法を試してみてください。
わたしが実際にやっていること
以上のことをふまえて、私は次のような対策を始めました。
- カメラの位置情報をオフにする
→ iPhoneの設定から、カメラの位置情報を「なし」に変更しました。 - 写真に顔や名前、家の特定につながる箇所が写っていないか、拡大してチェックする
→ 投稿前に写真を拡大して、細かい部分を確認するようにしています。 - 自宅の写真は「背景ぼかし」や「切り抜き」で加工する
→ Canvaなどを使って、見せたい部分だけを残す工夫をしています。
難しいことはまだまだ分かりませんが、できる範囲で「安心して使える写真」を意識するようになりました。
まとめ
写真はブログを楽しくしてくれる大切な要素ですよね。
でも、今回調べる中で感じたのは、安心して発信を続けるには“見えない情報”にも気を配ることが必要だということです。
わたし自身もまだまだ手探りですが、これからも気をつけながら、無理なく・楽しく発信を続けていけたらと思っています。
同じように匿名で暮らしにまつわるブログを続けたい方の、ちいさな参考になればうれしいです。

安心して続けるために、小さな一手間を。