目次
はじめに
我が家が家計を見直すことになったのは、子どもが生まれたことがきっかけでした。
収入は変わらないのに支出が増えて、気づけば貯金残高がじわじわ減少……。
このままではまずい!と感じて、家計の見直しに本気で取り組むことに。
この家計見直しシリーズではまず現状を把握するところからスタートし、通信費や固定費の削減まで実践しました。
第一弾の現状を把握する、では「持っているものを絞る」ことでお金の流れを見える化しましたが、今回はその後の実践編です。
口座整理や支払いの仕組みづくり、さらに先取り貯金のスタートまでの流れを「口座整理編」としてご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
- 家計をもっと「分かりやすく・管理しやすく」整えたい方
- 夫婦や家族で、お金の流れをシンプルにしたいと考えている方
- ネット銀行や家族カードの活用法に興味がある方
まずはクレジットカードと口座の整理

最初に着手したのが、クレジットカードと銀行口座の整理です。
▶クレジットカードは1枚に集約
→ なるべくクレジットカード払いに切り替えることで現金をおろす回数が減り、結果ATM手数料の節約にもつながりました。
▶引き落とし口座もネット銀行に統一
→ カードと同じようにアプリで残高や履歴をサッと確認できるので、出費を常に意識できるようになりました。
完全に一本化できない部分もあった
実際には、すべての支払いを1つの口座にまとめることはできませんでした…。
(この点は、家計見直し第一弾の記事でも少し触れています)
浄化槽の引き落としは地元指定の銀行口座のみ対応だったため、従来の銀行をそのまま継続
このように完全に一本化は難しい部分もあるので、必要最低限の地元銀行の口座は一応残しておいた方が安心かなという判断になりました。
ちなみに、児童扶養手当の振込先指定でネット銀行を利用する場合、窓口で対応しているか確認する必要があったようで少し時間がかかりました。→結果、問題なくネット銀行を指定できました。
公的な手続きでは、特に銀行の種類に関して注意が必要かもしれません。
クレジットカードで支出をシンプルに
わが家では、クレジットカードを2枚作って用途ごとに使い分けています。
- 固定費の支払い:私が所有しているカード
- 日々の買い出しや日用品の支払い:妻が所有している家族カード
これにより、何にどれだけ使っているかが明細で分かりやすく、家計の管理もしやすくなりました。
住信SBIネット銀行を選んだ理由

銀行口座を見直すにあたり、私たちが最終的に選んだのは住信SBIネット銀行です。その理由は以下の5点です。
- 「アプリでATM」機能を使えば、ATM手数料がお得
- キャッシュカードを使う機会がないので、カードを持ち歩かなくてOK
- 目的別口座をいくつも作れるので、教育費やメンテナンス費の先取り貯金に便利
- 他の金融機関あての振り込みもスマプロランクに応じて月に一定回数無料
- アプリで残高チェックする時に、お金の出し入れ直後のデータ反映が早めで管理しやすい

以前使っていた地元の銀行はアプリが使いづらく、手数料も高かったのでその差を実感。
ネット銀行は少しハードルが高い印象がありましたが、使ってみるとむしろ管理しやすくなり、わが家の管理体制にピッタリでした。
貯金の仕組みを整えたい方や、ネット銀行を検討している方にもおすすめです。
※住信SBIネット銀行の公式サイトはこちら
※「スマプロランク」は、住信SBIネット銀行で月ごとのお客さまの商品やサービスの利用状況に基づいて決まる4段階のランクです。
このランクに応じて、ATM手数料の無料回数などの特典が異なります。
SBIネット銀行で“目的別”の先取り貯金

そして今回新たに始めたのが「先取り貯金」です。
住信SBIネット銀行では、目的別口座を複数設定できる便利な機能があるのをご存じでしょうか。
私は以下の目的別口座を作り、自動振替で毎月一定額の先取り貯金を始めました。
- 子どもの教育費
- 家のメンテナンス費用
「余ったら貯める」ではなく「最初に貯めておく」ことで貯蓄額のバラつきも減ってきています。

何より安心感があります。
アプリでATMってどんな機能?
我が家では現金を引き出すことはあまりないですが、たまに利用する際は「アプリでATM」機能を使っています。
この機能を使うことで、キャッシュカードがなくてもスマホだけで簡単にお金を引き出せるんです。

財布の中のカードが1枚減ったことが嬉しいです。
2024年12月からはこの「アプリでATM」機能を利用することで、セブン銀行やローソン銀行のATMを何度でも無料で利用できるようになりました。
これにより、深夜に急ぎで現金が必要になった場合でも慌てずに済むのでさらに便利になりました。
※対象ATMや手数料の詳細については、以下の公式ページで確認できます。
まとめ
すべてを一気に変えるのは大変だし、面倒だし、何より時間がかかります。
でも、「必要なものだけに絞って、使いやすい仕組みに整える」ことで、家計管理のハードルがぐんと下がりました。
あんなにお金に対してルーズだった私が、定期的にスマホで残高確認などをするようになったのが良い証拠です。笑
ズボラな人にこそ、ぜひこの仕組みを取り入れていってほしいです!
ネット銀行やクレジットカードの特性を上手に活かして、これからも手数料・管理の手間・無駄な出費を減らす工夫をコツコツと続けていきたいと思います。

家計管理を無理なく続けられる仕組みづくりって大切。
次回予告
次回の【家計見直し#04|ふるさと納税編】へ続きます。
「日用品や食費の見直しに、ふるさと納税をどう活かせる?」
我が家が実際に選んで良かった返礼品の活用法をお届けします。